外傷歯の治療 後編
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Before -
After
症状 |
根の中の治療を行なった後、再び来院が途絶えました。 |
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治療方法 |
この変色は、MTAセメントによるものなので、歯の内部を漂白することで対応しました。 |
費用 |
2万円 |
備考 |
3回程度のホワイトニングで白くすることができます。 |
外傷歯の治療 中編
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Before -
After
症状 |
来院が途絶えて8ヶ月後、 歯茎が腫れたのと、 歯の色が変色してきたとのことで来院されました。 |
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治療方法 |
歯の中の神経が死んでいるので、麻酔は用いずに、歯の根の中の治療を行うことになりました。 |
費用 |
14万円 |
備考 |
神経が死んでしまってから時間が経過してしまっているので感染が広範囲に広がっている恐れがあります。 |
今日のメタルコア
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Before -
After
症状 |
根の治療を終えた後はクラウンという被せ物を装着する治療(補綴治療)へ移行します。が、歯質がほとんど残っていないような場合は、クラウンが引っかかる部分(フェルール)がほとんどないために外れやすくなってしまうので通常は”土台のかさまし”を行わなければいけなくなります。 |
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治療方法 |
多くの歯科治療においては、ファイバーコアという治療が行われます。それはグラスファイバーで補強したプラスチックを用いますが、ここまで歯質が失われているケースではファイバーコアそのものの加圧変形により脱離・脱落が起きやすくなることもあり、白金加金という金属を用いたメタルコアを用います。 |
費用 |
根の治療から補綴治療までで30万円程度 |
備考 |
数ヶ月の治療期間を要します |
仮歯
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Before -
After
症状 | |
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治療方法 |
仮歯を作る際にもちゃんとした型採りを行う必要があります。治療の初期の段階ではなく終了間近の段階では仮歯といえども手抜きはできません。最終的に装着するセラミックと仮歯の形態、厚み は限りなく一致させる必要があります。そこで、仮歯といえども最終の型採りと同じ方法で精密に型を採ります。この時に、クラウンと歯の境目であるマージンラインがどれほどシャープに綺麗な一本線で描かれているかをチェックして、問題があればもう一度歯の形を削って修正するわけです。 |
費用 |
仮歯一本当たりの作り変え費用は一万円です |
備考 |
型採りの重要性
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Before -
After
症状 |
歯の型を採ってセラミック製のクラウンを作るのですが、重要なのはその過程の「歯を削る行為」と「精密に型を採る」行為です。 |
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治療方法 |
丁寧に時間をかけて歯の形を整えましたら、このようにシリコン製の印象材という材料で型を採ります。たった一本の歯のクラウンを作る場合であっても全体の噛み合わせ状態を把握する必要があるので全体の型を採ります。また、型を採る際に用いるトレーはその型の歯列に合わせてオーダーメイドで作製したものを用いなければいけません。 |
費用 |
セラミッククラウンは17~20万円 |
備考 |
歯を削って仮の歯を作成:1時間 クラウン製作に移行できるとわかったら、トレイを作るための簡易的な型採り:30分 たった一本のセラミックのクラウンであっても3ヶ月から2年くらいかかることがあります。 |