再生治療
再生治療について
当院では歯やアゴの骨など一度失ってしまったものを再び取り戻す治療を提供しています。それがこの再生治療です。
たとえ歯周病によりアゴの骨が溶け、歯が抜け落ちてしまった場合でも決して諦めず、当院にご相談ください。
各治療法紹介
インプラント
インプラント(人工歯根療法)とは、歯が抜けたところに人工の歯の根っこを埋入し、その上から人工の歯をかぶせる治療法です。インプラントは手術によって埋め込まれ、その後顎の骨としっかりと結合・固定されます。
インプラントを埋入することで、健康な自分の歯のように噛むことができます。
他院でインプラント治療を断られてしまった方へ。
患者さまの状態に合わせて、骨造成などの治療法を選択できる、
当院へぜひお任せください。
骨を再生『GBR法』
骨の厚み・高さが不足している方の場合に、骨の再生を促す特殊な膜(メンブレン)を使用して骨量を増やす方法です。骨の量の不足によりインプラントが完全に骨の中におさまりきらず、インプラントの一部が骨の外側に露出してしまうことが予想されるケースに対し、露出が予想される部分にメンブレンと呼ばれる人工膜を覆い被せることにより骨の再生を促します。
他院でインプラントが出来ないと言われて諦めていませんか?
当院ではそういった症状を持つ患者様を対象としたインプラント治療を得意としております。
Before
After
こちらの症例では左側上顎6番部位はブリッジで、そこにインプランを希望されていました。しかしレントゲンで確認をしたところ、インプラントを埋入予定の部位には、骨がほとんど存在しない状態であることがわかります。
このままインプラントを埋入した場合、上顎洞内部にインプラントが貫通してしまいます。
当院ではまずインプラント治療ができる状態に持っていけるよう、BMP-2という特殊な薬剤を用いることで、骨の再生を行いました。その結果、上顎洞の内部に13ミリ近く骨を作ることができました。
もちろん骨を採取して病理組織検査を行い、健全な骨が新生できていることも確認しています。
その結果、長さ10ミリのインプラントを埋入ことができ、他院では不可能とされたインプラント治療が完了いたしました。
治療のリスク・副作用
- 保険外診療のため、治療費用が高くなる場合があります
- 外科手術が必要になるため、患者様に体力的な負担がかかります
- 段階的に治療を進めていくため、治療期間が長くなります
- 術後に痛み・腫れ・出血・合併症を伴う可能性があります
- 術後も定期的なメンテナンスをしないと、機能が落ちやすくなります
- 処置した個所に食べ物が詰まりやすくなります
歯周外科
歯茎の中に入り込んだ歯石や汚れが大量に付着している場合や、歯周ポケットが非常に深い場合は、歯周外科治療(手術)を行います。
歯ぐきの奥に隠れたプラークを徹底的に取り除くための手術から、不要な歯茎を切除する手術まで症状に合わせて様々な種類・方法があります。
歯ぐきが下がり、歯が伸びてしまったとお悩みの患者様へ。
当院では、歯肉の調整や再建を行うことで、
素敵な笑顔がいつまでも維持できるように取り組んでおります。
歯ぐきを再生『CTG法』
歯周病の進行によって後退してしまった歯肉や歯槽骨を再生させる手術です。歯肉を切開して歯垢や歯石を除去し、特殊な保護膜によって歯根膜や歯槽骨を保護しながら再生を促します。
また、人工骨や自家骨(その周囲の自分の骨を集めたもの)を痩せてしまった骨の部分に足すこともあります。
治療のリスク・副作用
- 外科手術が必要
- 骨量が回復するには個人差はあるが、約6カ月~1年以上かかる
- 歯肉の退縮具合によっては、十分な治療効果が得られないリスクがある