詰めてもらったものがすぐに外れてしまいます。何か良い方法はありませんか?|三宮・神戸でマイクロスコープを用いた虫歯治療・お口のメンテナンスなら高田歯科

Q&A

詰めてもらったものがすぐに外れてしまいます。何か良い方法はありませんか?

2017.04.12

詰め物がすぐ外れる第一の原因は、歯科医と技工士のテクニックが悪いことによります。
第二の原因としては、その材料にあります。
通常健康保険で使われる材料には、大きく分けて2種類あります。
一つは銀歯(金パラジウム銀合金やアマルガム)で、もう一つは歯と同系色のコンポジットレジン(プラスチックの一種)です。

  1. まず、銀歯の場合は材料の大半が「粗悪な銀」ですので、経年的に劣化して(サビて)きます。
    その結果、歯を削った穴(窩洞)と詰めてある銀歯との間に隙間ができ、
    →そこから水が入ったり食べかすが詰まり
    →歯は内部から虫歯になり
    →銀歯はより一層、サビますので
    やがて、歯と銀歯との合いが悪くなって外れてしまいます。
  2. また、銀歯を作る工程が手抜きされていることが多いのも粗悪な「詰め物」・「かぶせ」になっている大きな原因です。銀歯の場合、「定価」は国の取り決めにより決まっており、年々医療費の引き下げが起きるに従い、「定価」も引き下げられます。しかし、材料費は年々物価の上昇とともに上がります。
    そのため、正しい手順を踏めば数ヶ月の日数と7~8回の診療回数が必要になる工程を、わずか2~3回の工程で「かぶせ」てしまうことになるのです。
    そのため、「かぶせ」そのものの精度に問題が生じてしまい、口の中に合着した時点で大きな隙間が開いていることが多いです。
  3. 次に白いレジンの材料についてですが、この材料は歯に詰めるときには柔らかいペースト状で、詰めた後に光を当てたり時間とともに化学反応を起こすことで硬化します。しかし、硬化する際に「収縮」するという特性を持っているため、歯とレジンとの間に隙間が空いてしまいます。
    そこで、レジンを詰める際には通常ボンディング処理という処理を行い、レジンと歯を強力な接着剤で「接着」して隙間が空きにくいようにするのですが、このボンディング材は水に弱いので接着が不完全になることがあります。その結果、やはり隙間が空き、水や食べかすが中に入って虫歯になってレジンが脱落します。
    また、プラスチックの一種ですので、お風呂の風呂桶やプラスチックのコップがそうであるように、経年的に傷みやすいです。

これらを防ぐための手段としては、錆びない材料や経年的な変化の少ない材料を用いるのがよいでしょう。

また、精度についても、当医院の歯科医師は歯の切削時に拡大鏡を用い、歯科技工士は顕微鏡下で拡大しながら(写真)「詰め物」・「かぶせ」を製作いたします。
そのため、30年近くたっても微動だにしない補綴物を製作することが可能になっています。
当院では錆びない金属の金・プラチナ合金の他に、見た目にも美しいポーセレン(陶材)を用いた治療を行っております。

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