マイクロスコープ下で行った根管治療 術後3年5ヶ月|神戸三宮の高田歯科

治療症例

根の治療:術後3年5ヶ月

  • Before
  • After

治療情報

症状

奥歯の頬側に できもの が出来たといらっしゃいました。
指で押すと膿がブチュっと出てくる状態でした

治療方法

歯周病的な問題や噛み合わせの問題などを調べた上で根の治療を行います。
根の中の細菌検査を併用しながら根の内部の菌が居なくなるまで内部の洗浄作業と貼薬作業を行います。
その後、根の内部に菌が居なくなったのを確認後に殺菌作用のあるMTAセメントを根の内部に流し込んで根管充填を行いました。
最終的にはセラミックにて補綴を行いました

費用

根の治療とセラミッククラウンによる補綴治療で合計35万円

備考

根の治療に2ヶ月、最終的に補綴治療が終わるまでに4ヶ月ほどかかります。
ここまで苦労して根の治療を行っても10パーセント程度の確率で再発のリスクは伴います。
そのような場合には根の先端を切り取る歯根端切除手術を行うことがあります。
これの成功率は90パーセント程度です

患者さん情報

年代

30代

性別

女性

治療方法

  1. 歯茎に存在している できもの の所から器具を挿入していくと奥歯の根の先端部分に到達します。この部位に溜まった膿が歯茎の方に出てきていることがわかります

  2. 根の内部の細菌検査を行いますと、このように複数の細菌が大量に検出されます。そこで根の内部の洗浄を行い菌を減らしていきます

  3. 一種類になりました。ここで違う抗生剤を併用しながら内部の洗浄を行います

  4. 根の内部の細菌が居なくなってからMTAセメントを根の内部に流し込むようにして根管充填します。その後、セラミッククラウンにて補綴治療を行いました

  5. 治療後3年5ヶ月。
    クラウンの奥の方の歯茎が少し退縮して根の部分が露出しているので黒く見えています。審美的には問題がありますが、清掃状態に問題はないのでこのまま使用していただいています。
    また、初診時に存在していた歯茎の表面のオデキのようなものもなくなっています

  6. 治療後3年5ヶ月後のレントゲン画像を見ると、根の奥の影が消失しているのがわかります。

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