保存不可能と言われた歯を治療|神戸三宮の歯医者|高田歯科は、虫歯治療を得意としています。

治療症例

保存不可能と言われた歯を治療

  • Before
  • After

治療情報

症状

前から2番目の歯の被せ物が外れて、しかも歯茎から出血を伴う状態で来院されました。
前医ではこの歯は保存不可能で抜歯になると説明を受けておられ、保存治療を希望されてお越しになりました

治療方法

歯には非常に多くの問題がありました。
1.根の治療の不成功により根の先端部に大きな黒い影がレントゲン画像やCTで見受けられました
2.根の治療後に土台を作る際の治療の問題で、土台になる金属の器具が歯の根に対して斜めに突き刺さって唇側の歯肉や周囲の骨に炎症が起きていました
3.歯と歯茎の間にある歯周ポケットが一部分だけ非常に深かったです。これは、歯の形態が特殊で”口蓋溝”という溝があり、そのためにその部分が清掃不良になって局所的に歯周炎になっていました

費用
備考

患者さん情報

年代

30

性別

男性

治療方法

  1. 根の治療の不成功で根の先端に影が。。。
    土台の治療の失敗で唇側に芯が飛び出しています

  2. 高田歯科の根の治療では根の内部の細菌検査を行い、細菌が死滅するまで抗生剤や水酸化カルシウムを用いて洗浄を行い、根の内部の菌がいなくなれば根の内部にMTAという特殊セメントを詰めて根管充填をおこないます

  3. この方は根の形が非常に特殊で、上顎の部分に口蓋溝という溝があり、その部分が清掃不良となり限局した歯周炎になっていました(写真左)。
    そこで、手術を行なって口蓋溝をコンポジットレジンで埋めて溝をなくしてあげることで歯周ポケットも改善しました

  4. 治療後4年4ヶ月経過後のCT画像です。
    根の先端部分の影は消え、歯の唇側の部分の骨も回復し、安定した状態で前歯が使えています

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